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No.09-18 クリープ問題の実験と解析 【基礎編】 

近年、樹脂・はんだに代表される低融点材料を対象とした強度評価のニーズが高 まってきています.この種の材料は,クリープや応力緩和によって表現される時間依存の挙動を示すことが特徴です.

弊社では,これまで線形粘弾性に関する検討の結果をセミナーの形で公開して参 りましたが,今回,「クリープ問題の実験と解析」と題し,全2回にわたるセミ ナーを計画致しました.

講義では,単に汎用FEMの使用法を解説するだけではなく,芝浦工業大学・苅 谷義治先生を講師に招き,材料科学的に見たときのクリープ現象,実験の計画,ならびにクリープ構成則の同定に関する講義を,実習をまじえて行います.

汎用FEMのソルバーとしては,ABAQUSとMarcを例にとり解説します.PCを用い た実習は行いませんが,例題を解説し,その入力データは電子媒体で提供します。

皆様のご参加をお待ち申し上げます。
 

日程

2010年3月1日(月)〜2日(火) (2日間) 10:00〜17:00

■会場

市ヶ谷健保会館会議室F室(都営新宿線曙橋駅下車徒歩6分)

■費用

¥94,500 (税込)
ただし,応用編を同時に申込みの場合は,合計¥178,500 (税込)

■定員

各回 30名 (同業者の方は参加をお断りすることがあります。)

■講師

芝浦工業大学 工学部 材料工学科 准教授 苅谷義治先生

弊社 構造解析課

■プログラム

@-1 材料科学的に見た弾塑性およびクリープ現象
クリープ変形とはどのような現象であるか、なぜ起こるか、低温での塑性変形とは何が違うかといったメカニズムについて材料科学的に理解することを目的に、弾塑性固体とクリープ固体の力学特性について以下のことを学びます。

弾塑性固体の力学特性
・弾性変形の物理的意味
 原子結合
 結合力とポテンシャルエネルギー

・理想強度と材料の降伏

・金属材料の塑性変形
 単結晶の塑性変形
 多結晶の塑性変形

・金属の強化機構
 固溶体強化
 析出・分散強化

クリープ固体の力学特性
・クリープ現象

・固体における拡散の速度論

・クリープの変形メカニズムおよび構成式
 転位クリープ
 拡散クリープ
 粒界すべりによるクリープ

・クリープ破壊メカニズム
 

@-2 有限要素法によるクリープ解析の理論
FEMによるクリープ解析を行うための理論を解説します.
大半のクリープ挙動は高温状態で顕著に現れるので,初めに熱応力解析について解説し,また高温条件下で現れる非線形挙動,すなわち弾塑性挙動とクリープ挙動に関する有限要素法の定式化を解説します.あわせて,それらの汎用FEMにおける取り扱いについて解説します.

・熱応力解析の理論
 熱応力とは
 1次元の簡単な例題
 熱弾性論の基礎式
 平衡方程式
 ひずみー変位の関係
 応力−ひずみの関係
 境界条件
 3次元熱弾性問題の解法
 2次元熱弾性の基礎式
 熱応力解析の一般的な定式化

・クリープ解析の理論
 弾塑性挙動
 塑性変形挙動
 弾性域での応力−ひずみ関係
 降伏条件
 塑性ひずみ増分
 塑性域での応力増分−ひずみ増分関係
 クリープ挙動
 クリープ変形挙動(ORNL,時間硬化則・ひずみ硬化則)
 クリープひずみ増分
 応力増分−ひずみ増分関係
 非定常クリープ解析
 一般的な定式化
 時間積分について
 

■お問合せ

文書課 大川知子   comm@mech-da.co.jp
TEL:042-482-1539  FAX:042-482-5106

■お申込み

終了しました。



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