株式会社メカニカルデザイン[東京都調布市]

業務案内

材料計測 (動的粘弾性計測定装置(TA Instruments社製 RSA Ⅲ))

動的粘弾性計測装置  粘弾性計測装置  二軸引張試験機  万能引張試験機 材料計測に戻る

計測の概要

本計測装置は、測定中の温度安定性に優れ、広い温度領域かつ高周波までの計測が可能です。あわせて、実験データをAbaqus、Marc、LS-DYNAなどの汎用FEMの入力データに変換するサービスを行っております。
RSAⅢは、粘弾性材料の力学的特性を動的粘弾性試験により計測します。動的粘弾性試験により、粘弾性材料の弾性的な振る舞いを表す貯蔵弾性率、粘性的な振る舞いを表す損失弾性率、そしてそれらの比であり、エネルギ損失の割合を示す損失正接の温度依存性、周波数依存性を測定します。
弊社に導入されたRSAⅢは、粘弾性計測の分野で高い評価を確立していた旧レオメトリック社の流れを継承する機器で、特に温度制御の安定性において優れた性能を有しています。また、測定温度領域が-150~600℃と広く、周波数域も準静的~80Hz程度と十分な領域をカバーできるのが特徴です。負荷の形態としては、(1)引張り、(2)圧縮、(3)せん断、(4)三点曲げの4種の試験が可能であり、試験片の形状や性質に合わせた様々な物性計測が可能です。
TA Instruments社製RSAⅢ
最大荷重35N
最小荷重0.001N
荷重分解能0.0001N
変位分解能1nm
弾性率範囲103~3×1012Pa
弾性率精度±1%
タンデルタ感度0.0001
タンデルタ分解能0.0000
周波数感度2×10-5~80Hz
サンプル変位範囲±0.5~1500μm
温度範囲-150~600℃
昇温速度0.1~60℃/min
降温速度0.1~60℃/min
アイソサーマル安定性±0.1℃
時間/温度スーパーポジションソフトウェア有り

(1)引張り (2)圧縮 (3)せん断 (4)三点曲げ
(1)引張り(2)圧縮(3)せん断(4)三点曲げ
実行可能な負荷モード

カーブフィットの実施

  • 与えられた材料に対して弊社で粘弾性計測を実施し、カーブフィットまで行います。
    温度依存性のデータの計測と同定を含みます。
  • 試験片として30×8×1mm程度の材料がお客様から提供されるものとします。
    引張りによる計測が主ですが、圧縮、せん断、3点曲げも行います。
  • 通常、複数の周波数で計測された貯蔵弾性率、損失弾性率-温度関係からマスターカーブを作成しますが、単一の周波数のみの貯蔵弾性率、損失弾性率-温度関係からでも、JIS規格(JIS ハンドブック2005年ゴムⅠ pp853-854)準拠のマスターカーブ作成が可能です。
  • 汎用FEMパッケージに付属するカーブフィットプログラムでは、実験結果にばらづきがあったりすると収束した粘弾性定数を求めることが困難である場合が少なからずありますが、弊社作成のプログラムで対策することが可能です。
    お気軽にお問合せ下さい。
  • 動的試験の他に応力緩和試験、クリープ試験によって計測した緩和弾性率、クリープコンプライアンスのマスターカーブからでもカーブフィットが可能です。
  • Abaqus、Marc、LS-DYNA用の単軸応答の入力データを提供します。
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